
持たない暮らしを目指す理由
もともとは好きなものを集めたりするのが好きで、部屋にモノが溢れていました。アーティストのグッズだったり、必要のない飾りだったり。
でも、SNS等でミニマリストの存在を知ってから、目指す方向が変化しました。部屋がスッキリしていると気が散ることもなく集中できます。
それから、災害時や終活のことを考えたとき、持たない暮らしはメリットが多いと思っています。
台風による浸水被害
床上70cmまで浸水
2019年に台風で実家が被災しました。
床上に水が上がってきて間もなく実家から送られてきた写真です。2階へ避難。



両親が仕事道具を置いていた倉庫と駐車場は、低い位置にあるためさらに高いところまで浸水。車は4台全滅でした。
ディーラーも被害にあっていたり、近隣も被災して同じような状況だったため代車が足りず、姉は担当営業さんのセカンドカーを借りていました。
幸い保険適用となり車は買い換えることができ、家も最低限の修復をすることができましたが、失ったものは多いです。
小さい頃の写真は浸水直前に母が高い所へ避難させていたので無事でした。家具も書類も畳も大部分が使えなくなりました。写真や書類をデータ化しておきたいと、このとき強く思いました。
しまい込んでおくアルバムよりスマホやタブレットで気軽に開くことができるので、見る機会も増えます。
備える
1階が浸水し、キッチンが使えなくなってしまったためカセットコンロが活躍しました。レトルト食品とガスを備えておくといいと思います。実際、実家にもたくさん届けました。
夫がソロキャンパーなのですが、アウトドア用品も非常に役に立ちます。普段から使っているものなら、いざという時にスムーズに使用できます。

大切な物も重いゴミになってしまう
水を吸い込んだ家具は一段と重く、大人2人係りでも動かすのが大変でした。近所の空き地があっという間にゴミの山に。定期的に収集車が来ていましたが、次から次へと運び込まれるゴミに呆然としている方もいました。
大きい家具の運び出しは本当に大変で、地震のときにも危険なので今はもう家に置きたくないですし、圧迫感があり部屋が狭く見えてしまう点も置かない理由です。紙類も重くなるので出来る限りデータ化します。
この時はゴミを運んでヘトヘトになりながら、り災証明の取得やコインランドリーへの往復など行う作業が思った以上に多くみんな疲れていました。地域一帯が被災したので代車の確保も大変です。東日本大震災で痛感していましたが、さらに災害が他人ごとではなくなりました。
断捨離を継続
ごちゃごちゃした部屋や収納を片付けるのは大変ですが、モノが少なくなってくると断捨離がとても簡単で取り組みやすくなります。
欲しいものができたとき、それは本当に必要かどうかよく考えるようにもなりました。そして買うときはしっかり選んで購入するので、あまり後悔しません。当たりハズレはありますが。笑
熟考したお気に入りを使っていると壊れたとき次に何を買うか、短時間で決められるのも利点だと思います。

例えばこのヘアアイロン

ずっと愛用していて、最近は娘も頻繁に使うせいかロックが壊れてしまいました。
閉じないだけならまだいいのですが、使っているときに閉じてしまうのは危険なので買い替えました。
新調しようと思ったとき、迷うことなく同じアイロンにしようと決断できました。製品の進化も味わえるので得した気分です。
持たない暮らしは時短になる
良く考えるようになり最初に買うときこそ時間がかかりますが、、2回目からは短時間で決められます。
服もモノも、必ず使うものだけにすると選ぶ時間が減ります。
なにがどこにあるか一目瞭然であれば探す時間は必要ありません。
整理するための収納も無駄に思えてきて、収納グッズを使わずに済む量までの断捨離が当面の目標です。
サブスクでモノを減らす
- 音楽 → いくつかのサブスクに登録
- 本・雑誌 → Kindle・楽天マガジン
- 勉強→ Kindle
以前買った雑誌は、必要な部分を切り抜いてファイリングしました。
これらのサブスクを使うことで、買いに行く時間の短縮にもなりモノを減らせるメリットもあります。
本や雑誌はタブレットが読みやすいですが、スマホでも読めるので場所を選ばず便利です。
Kindleの読書補助機能を使って、アレクサで読み上げてもらうこともできます。
我が家のウサギ紹介
モフモフなウサギたち。存在が癒しです。



ウサギはいいなぁ~と思う毎日です。モフモフ癒してくれます。
全然違う性格ですが、いつもくっついていて仲良く過ごしています。
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