
手放したいのはモノだけじゃない
定期的な思考のアップデートが必要なようです。
経験値という名の固定概念
以前、職業訓練校に半年間通っていました。そのときのクラスメイトからたくさん刺激をもらい、年齢と共に増える経験値や自分なりのやり方にこだわり過ぎて、視野が狭くなっていることに気づきました。
私は、ワードやエクセルを使う仕事をいくつか経験していたので、パソコンに対してあまり苦手意識はありませんでした。しかし、ずっと年下のまわりの子たちは、職歴に関係なく同様のスキルが既に身についているようでした。
学生時代や私生活において、当たり前のようにパソコンやタブレットを使う日常を過ごしてきたのだと思います。
入学初日こそ「年上だから何か助けてあげられるかも」なんて思っていましたが、「教わることばかりだ」と気持ちを入れ替え方向転換。自己流やプライドは時に手放した方が、かえってプラスになると思った出来事でした。
それと同時に、年齢に対する固定概念も手放したいと思いました。
年齢問わず見習いたい人はたくさんいます。年下に対して「今どきの子は」と言わず、年上に「今どきまだそんな風に」と言う人にならないよう気をつけたいと思います。
どうにもならないことに悩む
SNSで見かけるおしゃれな家を見て、「私も新築の家だったら映える写真がとれるのに」とか「ひとり暮らしだったら全部自分好みにできるのに」と思っていました。
でも、現状家を建てるなんて無理だしどうにもならない。今の家を綺麗に使う方がずっと現実的です。
羨ましいとモヤモヤする感情を捨てて、持たない暮らしを実現するために、今置かれた環境で気持ち良く過ごせるよう邁進していきたいと思います。
嫌われないように自分を抑える
物事を穏便に済ませたいがために、本心を隠して相手に合わせていました。100%後悔すると分かっているのに…。
自業自得なのですが、何にでもはいはい言っていると、いざ反対意見を言ったときに相手がムッとするんです。普段反対しないから。
他の人の反対意見に対しては話し合う姿勢を見せるのに、いつもイエスマンな人が反対するのは許せないみたいで。
仕事でも私生活でも、意見ではなく誰が言うかで判断する人がたくさんいました。
その場は穏便に済んだとしても、結果的に本音が言えない状況を作り自分自身が辛くなります。
性格を急に変えるのは無理がありますが、衝突したり嫌われたりすることを恐れず、心身ともに健康でいるために本音を言えるようになりたいです。
自分にやさしく生きることは、悪いことじゃない。

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